【ランキング形式】高収入を狙える職業は?稼げる仕事と適性について

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1、日本の平均年収はおよそ440万円?

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高収入かどうかを判断する基準は、平均をどれだけ大きく上回るか。まずは、国内の平均年収についてチェックしましょう。

DODA』によると、2015年における20歳~59歳のビジネスパーソンの平均年収は440万円。2008年頃から年々下がっていて、2008年と2015年とでは、およそ20万円の乖離があります。もちろん年代によっても平均年収は異なるので、20代~30代では平均が400万円を下回るのが実情です。

今後も続く右肩下がりで不安

平均年収の推移グラフを見る限り、「しばらく右肩下がりの状態が続くのでは?」と感じる人が大半でしょう。実際、高収入と低収入の二極化が進むと懸念されています。今後は、200万円~400万円の層と、800万円以上の層に二分されるとみられているのです。

時代の波に流されない“高い稼ぎ”の職業もある

専門的なスキルやノウハウがある人材は、市場価値が高くなります。そのため他のビジネスパーソンにない強みを持った人は、収入も自然と多くなるもの。“稼げる職業”は専門的な職業が多く、時代に波にそれほど流されずに安定的に高収入を獲得しています。

2、高収入を狙える職業ランキングTOP10

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では、たくさん稼げる職業TOP10を見ていきましょう。今回は『年収ラボ』のデータを基にランキングを作成しています。

企業ランキングではなく職業ランキングなので、その点にも注意しながらチェックしてください。

第10位:不動産鑑定士『711万円』

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不動産鑑定士は、土地や建物などの不動産を法律に基づいて評価する職業。主要業務は、地域の環境や諸条件を考慮して不動産の有効利用を判定したり、適正な地価を判断したりすること。

第9位:税理士『717万円』

税理士は財務諸表などを作成し、適切なアドバイスを行います。一般の人へアドバイスをすることもあれば、企業から相談を受ける場合もあります。税理士になるには五科目合格が条件ですが、同時に受からなくてもいいため、一つずつクリアしていくのが正攻法です。

第8位:公認会計士『717万円』

弁護士や不動産鑑定士と合わせて、国内の“3大難関資格”と呼ばれるケースも多い公認会計士。実際に、公認会計士として年収1,000万や年収2,000万を超す人もいるそうです。税理士と混同しがちな職業ですが、収入に関してもいずれもトップクラス。

第7位:大学講師『739万円』

大学教授になりたい人はオーバードクターや助手、大学講師を経ます。学校教育法で講師に関する規程はありませんが、教授または准教授に準ずる職務が仕事です。オーバードクター時代が特に大変で、理系の場合は教授の研究費から給料が支払われるケースが多いようですが、文系だと「バイトで食いつなぐ」人もいるようです。

第6位:記者『823万円』

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最も稼げるのは大手放送記者で、30代後半で年収1,500万円を突破。大手新聞社・出版社の記者も高収入で、30代で800~1,000万台が相場といわれています。もちろん媒体規模によって千差万別ですが、志望者も多く、やりがいがある仕事として人気は続くでしょう。

第5位:大学准教授『857万円』

学校教育法では、専攻分野について、教育上、研究上または実務上の優れた知識、能力および実績を有する者と規程されている准教授。准教授や助教授という立場でいい結果を出し、発展に貢献していると判断されれば教授に昇進できます。とはいえ、准教授にも高い専門性が求められますから、収入は高くなっています。

第4位:大学教授『1,086万円』

大学教授の収入は1,000万円の大台を突破。繰り返しになりますが、大学の助手・助教授・講師などを経て教授になるのが一般的なキャリアで、その道のりは平坦なものではありません。だからこそ、無事に大学教授になった暁には、国内平均の倍以上の収入が手に入るのも納得ですね。

第3位:弁護士『1,094万円』

日本一有名な難関試験司法試験に合格しないとなれない「弁護士」は、実力次第では数千万円稼ぎ出すことも可能と言われています。ですが、法科大学院に進学したからといって誰もが弁護士になれるわけではないのです。試験に合格せずに諦める人も多く、進路を変更する受験者は珍しくありません

第2位:医師『1,098万円』

ドラマなどの題材にされやすい医師。高収入のイメージが根強くあるでしょう。同じ医師でも開業医なのか、勤務医なのかでも差があり、開業医の方がより高収入を目指せるといわれています

第1位:パイロット『1,530万円』

国内で最も高収入を得られる職業として、パイロットがランクインしています。パイロットもドラマや映画で題材にされる華の職業ですね。当然その門戸は非常に狭く、倍率が200倍以上といわれることもあります。そして、このランキングが平均年収のデータだということを考えると、“食えないパイロット”はいないのだろうと推測できますね。

TOP10はいずれも国内平均と大きな差がある

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10位の不動産鑑定士は平均年収のおよそ1.6倍、上位4つは実に2倍以上の稼ぎがありますね。そして、第1位のパイロットは、平均440万円に対して3倍以上の開きをつけています。数ある職業の中で今回ランキング入りしている仕事を改めて確認すると、注目度が高いのも納得できますね。

3、ランキングを見るときの注意点

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高収入を狙える職業ランキングでは憧れの花形職業がほとんどを占めており、納得の結果になっていたのではないでしょうか?しかし、ランキングを見る際の注意点があります。以下のことを念頭に入れておきましょう。

ランキング入りしている職業でも稼げない人がいる

資格貧乏という言葉をご存知ですか?資格保持者が必ずしも高収入を手に入れられるわけではありません。難関資格を取得したにも関わらず高収入の仕事に就けないだけでなく、資格取得のために高額な出費をしていることを揶揄して使われる言葉が“資格貧乏”です。

ランキングに入っている職業にも、仕事を始めるまでにお金がかかるもの、なかなか高い収入を得られないものがあります。

逆に他の職業で稼いでいる人も多数

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動画サイト『YouTube』の広告収入などを主な収入源とするユーチューバーや芸術家などの一部にも高収入を手に入れている人がいます。資格や学歴に関係なく始められるうえ、上手くいけば平均年収の数倍稼げるので、世代を問わず注目されている新しい働き方です。

また、フルコミッション制における営業職も、青天井の職業として有名です。このように、先ほどのランキングに入っていない仕事でも、桁外れの金額を稼ぐ人がごくわずかにいるという点も覚えておきましょう。

4、全職業に共通する3つの適性

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給与を自己投資に充てられる

高収入を狙うには、なんといっても自己研さんが必要不可欠。一度収入が多くなったからといって、あぐらをかいているとすぐに貯金は底を尽きてしまうのだとか。

自己投資して稼ぐ、稼いだお金を上手く使って自己投資、そしてまた稼ぎ……といった正のループを続けられる人が、コンスタントに高収入を得られているみたいですよ。自己投資や『自分磨き』は、日々の小さな積み重ねが大事です

計画性がある

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すぐに高収入が欲しいという人も、現実的には数年単位の準備期間が必要になります。当然、準備期間は目標を立てながら自己研さんに努めるわけですが、行き当たりばったりでは目標達成は叶わないでしょう。

また、高収入を得られるようになった後も、多額の税金対策をする必要がありますし、長期的な計画を立てられる人でなければ一時的な収入は増えても長続きしません。この適性は、ごくごく当たり前のことのようにも思えますが、実践できない人がかなり多いんです。

孤独に耐えられる

群れる人は稼げない。
そんな風にいわれることがしばしばあります。人間嫌いになれという意味ではなく、「誰かに依存せずに自分一人で壁を乗り越えろ」というニュアンスで語られる言葉です。

日々同じメンツで群れている人は、たしかに自己研さんの機会を損失していますし、将来に向けた大事な計画を立てる時間も取れていないのでは?『メリハリ』を付けられるというのは、高収入の職業に限らず、どの仕事にも欠かせない適性でしょう。

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