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仕事ができない人には特徴がある
誰もが一度はぶつかる「仕事できない」という悩み。仕事を上手く進められないと、悔しさや歯がゆさがありますし、周りからの視線も気になりますよね。 仕事ができないことに何か理由があるのか、今回は詳しく見ていきます。
仕事ができない原因は人それぞれ!
新入社員でもベテラン社員でも、「自分って仕事ができないなぁ」と感じる瞬間は必ずあります。大事なのは「仕事ができないけどいいか」で終わらせるのか、「仕事ができないから改善したい」と思えるのかどうかです。現状を本気で変えたいと思っているのであれば、一つ一つの悩みの原因を解決しましょう。
特徴①:ネガティブな口ぐせがある
特徴の1つ目として、「マイナビウーマン」が調査した「仕事ができない人の口ぐせランキング」をみていきます。「仕事できない」というレッテルを張られる人は、どのような言葉を発しているのでしょうか?職場での自分自身と照らしあわせてチェックしてみてください。
上位3位は自然と出てしまう”本音”
第1位は「でも…」。話すたびに「でも」と言われると周囲の雰囲気が悪くなるのは当然。「言い訳」や「ネガティブ発言」をする人ほど仕事ができないという意見は、以前からありますよね。 第2位は「チッ」。舌打ちを肯定的に捉える人はまずいません。ほとんどの人が不愉快な気分になります。社会人としてのマナー以前の問題なので、ついついやってしまう人は要注意です。 第3位は「はぁ」というため息。仕事がたくさんあって「疲れた感」をアピールするようなため息。周りからすると「ため息をつく暇があるなら仕事しろ」と思われても仕方ありません。「ため息をするたびに幸せが逃げていく」とはまさしくこのことです。
対処法:言葉に出す前に意識する
口癖は無意識に出てしまうものなので、日ごろから意識して注意しておく必要があります。一度でも相手に言ってしまえばアウト!職場の人間関係を崩す原因にもなりかねないため、絶対に封印するくらいの覚悟が必要になるでしょう。
特徴②:スケジュール管理ができない
「時間がないから仕事が終わらなかった」は、プロとして失格。当たり前ですが、1日24時間だということは事前に分かっていますよね。あらかじめスケジュールを組んで行っていれば、どの作業にどのくらい時間を使えばいいかわかるもの。時間に対する意識の低さが、行き当たりばったりのスケジュールになってしまうのです。
対処法:1日の流れを時間軸で考える
スケジュール管理能力とは、大ざっぱな目安を立てられるかどうかを指すものではありません。万が一のアクシデントが発生しても対応できるようにスケジューリングすることが求められます。これは日常的に行っているルーティンワークでも同じ。 ギリギリのタイムスケジュールを組んでいると、たいていギリギリ終わらない結果が待っています。 そのため、1日の時間の流れを横軸としてイメージしてみてください。締め切りの時間までどのくらいあり、どうすればよいかを確認しやすくなるはずですよ。
対処法:工数を多めに見積もる&アプリを利用
スケジュール管理能力とは、大ざっぱな目安を立てられるかどうかを指すものではありません。万が一のアクシデントが発生しても対応できるようにスケジューリングすることが求められます。これは日常的に行っているルーティンワークでも同じ。 ギリギリのタイムスケジュールを組んでいると、たいていギリギリ終わらない結果が待っています。ポイントは、工数を実際よりもやや多めに見積もること。アクシデントを想定し、解決にどれだけ時間がかかるのかといった部分もスケジュールを組む際に考慮しましょう。 また、パソコンやスマホのアプリを使うのもオススメ。ただし、スケジュール管理が目的ですから、アプリをダウンロードしただけで満足しないでください。 はじめに1日のスケジュールを立て、徐々に週単位、月単位と期間を延ばしていきましょう。毎日始業5分前に必ず1日のスケジュールに目を通して、どう働くか確認するのがポイントです。時間や進捗チェックなどの自己管理を徹底し、仕事がができる人になりましょう。 →自己管理能力が低い人の特徴と高めるための必須5大要素
特徴③:仕事が遅くだらだらと残業している
仕事ができない人の典型的な特徴は、スピード感のなさ。社会人に「仕事ができない人の特徴とは?」と聞いたとき、3割以上が一番に回答する内容です。仕事が遅いと、それだけでデキないやつという烙印を押されてしまいます。 そして、一度だらだらする癖がつくと、その負のスパイラルからはなかなか抜けられないのが現実。仕事が遅いと退社時間もどんどん後ろ倒しになり、毎日のように遅くまで残業をするようになってしまいます。仕事に熱中して残業をする”デキる社員”との違いは、メリハリがない点。大きな目標や明確な目的を持たずに残業をしていると、周囲からは「頑張っているな」とは評価されず、「早く帰れよ」と白目で見られてしまうケースさえあるのです。
対処法:平日の習い事を自腹で申し込む
仕事のスピードを上げるには訓練が必要なので、必ずしも1週間や1ヶ月で劇的な変化があるとは限りません。しかし、残業をしてはいけない状況を作るのは簡単です。それは、平日に予定を入れること。それも、キャンセルした場合に自分が損をしてしまう予定がオススメ。 習い事を自腹で申し込むのが一番手っ取り早いです。もしも仕事をだらだらと進めていると、せっかく月謝を払っている習い事に行けず、自分が損をすることになります。 もちろん、緊急案件が入って習い事に行けない日も出てくるかもしれませんが、自分の怠慢でサボるのとは意味合いが全く異なります。職場での実務に活かせる習い事にしておけば、一石二鳥。仕事できないという苦しい現状を変えるためには打ってつけの対策です。 →仕事が遅い原因4つと改善方法
特徴④:机が散らかっている
散らかった机で偉大な功績を残した人物として有名なのは、マークザッカーバーグ氏などのごく一部だけ。デスクが整理されていないと、周囲からは「仕事できないやつ」と認識されてしまうのが一般的です。 仕事ができないという悩みを持っている方は、一度自分の机の状況を思い返してみてください。散らかっていないとしても、整理整頓が完璧に行き届いている人はほとんどいないのではないでしょうか?机の状態を脳の状態に例える人もいるように、整理整頓ができるかどうかは、物事の段取りを組んで進められるかどうかと密接な関係にあります。書類や文房具で溢れかえった状態を放置していると、すべての仕事が”途中”で止まったままになる原因にもなります。
対処法:毎週決まった曜日に不要な書類を捨てる
机の上をキレイな状態で保ちたければ、定期的に整理整頓するしかありません。一度掃除をしただけで満足する人もいますが、それではすぐに元の状態に戻ってしまいます。一週間もたてば、さっぱりしたデスクが書類の山で溢れかえる場合もあり得ます。 毎週決まった曜日に書類を捨てる事をおすすめします。週末・週初めは忙しくなる職場が多いので、水曜日か木曜日が整理しやすいでしょう。同様に、パソコンのデスクトップやフォルダも、定期的に整理してください。 →「汚いデスクで仕事ロスを生むな」トヨタの片付け術
特徴⑤:責任感がなく、ミスを他人のせいにする
責任感がない社会人=仕事できないダメ社員と考える人は多いです。しかし、当の本人が「責任感を持った方がいいのは分かっているけど、なぜかできない…」と悩んでいる場合もあります。頑張りたいのに頑張れない。なぜでしょうか?それは当事者意識が足りないからです。目の前の仕事を自分事として考えられない人は、ミスをしても誰かのせいにするケースが多いです。
対処法:逃げ道をなくすために一度強気の給料交渉をしてみては?
否が応でも責任感を持つには、自分の逃げ道をなくすのが一番。上司に給料交渉をしてみる事をおすすめします。恐る恐るではなく、強気で話してみましょう。上司は「そこまで言うんだったら、まずはしっかり結果を出してくれ」と答えるはずです。 スポーツの世界でも、ビッグマウスで自分を奮い立たせる選手は多くいますよね。それは一般社会のビジネスシーンでも使えるテクニックです。自分に対して責任を負えば、ミスに対してシビアになれるはずです。
特徴⑥:報連相がどうしてもできない
新人研修では毎年のように「報連相(報告・連絡・相談)はちゃんとしなさい」と指導されているのに、実務に入るとなかなか徹底しきれないもの。 こまめに相談していたら、「自分で考えろ」「忙しいんだ、邪魔するな」と怒られてしまったという経験をお持ちの方も一人や二人ではないでしょう。直接文句を言われたことがなくても、気を遣い過ぎる性格の人は報連相をするのが億劫になってしまうようです。しかし、どんな理由があっても報連相を怠るのはNG!報連相は社会人の基本中の基本だからです。
対処法:タイミングや手段についてルールを作る
片付けの習慣と同じで、報連相についても定期的・自動的に行うルールを作るのがポイント。
注目ポイント
取り組んでいる業務内容は、上司に毎日送る日報で報告。 打合せがある時は、前日午前中に共有カレンダーとメールで連絡。 顧客からの反応に変化があった時は、些細な事でも口頭で相談。
また、もしも報告するような事がないと感じていても、近況は伝えられますよね。近況の伝え方で仕事への意識の高さが分かります。月に1度は上司をランチに誘って、簡単な報連相をしつつ自分の想いをぶつけてみてください。
特徴⑦:メモを取るだけで終わってしまう
上司や先輩から説明された内容をしっかりメモにとることは、とても立派な姿勢です。しかし、ただ書き記すだけでは意味がありません。聞いた内容の要点のみをまとめ、それを自分の仕事の糧にできてこそ、メモの意味があるのです。 ついつい、メモを取るのに夢中になって、大事な話しを聞きそびれてはいませんか?
対処法:空いた時間にメモの内容を見直そう
メモを取りながら話しの内容を理解するというのは、なかなかできることではありません。そのため、意識をメモに集中ささえつつも、会話の節々もしっかり覚えておく必要があります。 そして、休憩時間や仕事終わりに見直してみましょう。「このときになぜこれをしなくてはならないのか?」を明確に思い出し、自分の中に記憶しておきましょう。
特徴⑧:ついつい知ったかぶりをしてしまう
物知りな人が優秀なビジネスマンに見える、そんな感覚を一度は体感したことがあるのではないでしょうか?たしかに仕事で実績を出す人は、勉強に勉強を重ね、常に自己研さんに努めています。しかし、知りもしないのに見栄を張る”知ったかぶり”は最悪。たいていの知ったかぶりは、相手に見抜かれていますから、好印象につながることはほぼあり得ません。
対処法:無意識に出る相槌を減らしてみる
話し相手に知ったかぶりと認識されるのは、ストレートに「それ知ってます」と言った人だけではありません。何気なく発してしまう「なるほど」「たしかに」「そうですね」などの相槌も、場合によっては「知ったかぶり」と思われる原因に。これらの相槌は、無意識で出てしまうものなので、自分の相槌の癖を分析して、意識的に減らしてみましょう。
特徴⑨:同じミスを繰り返してしまう
防ぐことができないヒューマンエラー。戦略的なミスではなく、戦術的なミスと呼ばれる事もありますね。一度ならまだしも何度も繰り返してしまうと周囲からの信頼が落ちるのは当たり前。 ミスを完全に0にすることはできませんが、工夫の仕方次第では限りなく0に近づけることができます。論語にはこういった言葉があります。”過(あやま)って改めざるこれを過ちという”、これは「過ちは誰でもしてしまうもの、本当の過ちとは過ちを知っていながら悔い改めないこと」という意味です。
PC作業などでのミスなら一度手を止める習慣を
メール送信のミスが減らない人は、送信ボタンを押す前にチェックする時間を作らなければなりません。伝票で書き損じを繰り返す人は、一つ一つの項目について見本を確認しながら進める必要があります。なぜそれができないかというと、落ち着きが足りないから。早くしなければという焦りがケアレスミスを生んでしまうのです。 仕事のスピード感と焦りは全くの別物。単調なミスがなくならない人は、一連の正しい流れを覚えるまではゆっくり丁寧に作業を進めるようにしてみてはいかがでしょうか? →同じ失敗を何度も繰り返す人の原因と効果的な対策
特徴⑩:追い込まれないとやる気が出ない
「夏休みの宿題は最終日に全て後回し」と自慢する人は、どの学校にも一人はいたはずですが、社会人になってもなお、追い込まれないとやる気がでないと感じている人がいます。追い込まれないと…と考えている人は、仕事できない予備軍なので要注意! 「追い込まれないと仕事ができない=追い込まれたら自分はデキる」と思い込んでいるとしたら、それは大間違いです。
対処法:締め切りを複数作って周囲に共有
学生の宿題や課題のように、締め切り間際に自分自身が苦しい思いをするだけなら構わないのですが、ビジネスシーンではそうはいきません。締め切りオーバーは非常に印象が悪いミスです。 仕事は自分以外のたくさんの人と協力して進めるというのは、きわめて当然の事ですよね。社内外問わず、周囲の人に迷惑をかけないようにするためには、締め切りを複数用意するのがコツ。もちろん、本来の締め切りさえ守れば大丈夫というわけではなく、その都度進捗状況をチェックし、適切な進め方を考えましょう。 この仕事が終わらなければどれほど周囲に迷惑がかかってしまうのか、予定が狂った場合に本当にこのスケジュールで終わるのか、といった自分への問いかけは、常に忘れないようにしてください。
特徴⑪:成長意欲が沸かず目標未達が続いてしまう
会社から目標が与えられるけど、簡単には達成できないような数値だから未達が続く…。新人に限らず、中堅と呼ばれるような40代の会社員にも多い悩みです。目標を達成できるたどうかという結果も大事ですが、仕事ができない人はプロセスが雑です。仕事の進め方を変えないと、いつまで経っても目標を達成できません。
対処法:PDCAサイクルを回し、問題点を改善する
自分の目標を達成できない場合の対処法は、PDCAサイクルを回すこと。問題を解決へと導けます。「PDCA」とは「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(検証)」、「Action(改善)」の頭文字を並べたもので、サイクルを回すことで問題点の改善につながるのです。こまめに見直すのがコツです。
PDCAサイクル
一回目
P…一日に10件の訪問をする計画を立てる
D…実際に10件訪問できた
C…どれほど売上が増えたか確認する
A…売上単価(一件あたりの売上)が落ちたので、件数を減らす
二回目
P…一日に8件の訪問をする計画を立てる
D…実際に8件訪問できた
C…どれほど売上が増えたか確認する
A…売上単価(一件あたりの売上)が伸びたので、もう少し件数を増やす
これを繰り返します。
特徴⑫:言い訳が多い
「この案件がスムーズに進まなかったのは、○○があったから」と正当な理由を説明しているつもりでも、第三者は言い訳として判断します。仕事がデキるビジネスパーソンは、他人や環境のせいにしないもの。仕事が上手くいかないのを、自分以外の誰かのせいにすると、次第にやりがいのある仕事を任せてもらえないようになってしまいます。
対処法:言い訳にならない5つの方法
主観が入ると言い訳にとらわれがちです。それを逆手に取れば言い訳ではなくなるのです。言い訳にならない5つの方法を紹介します。
2.一方的に話さない
3.理由は聞かれてから客観的に説明する
4.具体的な改善策を提示する
5.二度と起こらないことを約束する
とくに「客観的」な説明を意識するようにしてください。
特徴⑬:商談や会議で自分の会社の説明ができない
会社についてどこまで人に語れますか?企業理念ができるまでのプロセスや企業のビジョン、進むべき方向を自分の言葉で語ることができますか?「社会貢献のため」や「お金儲けのため」の一言で終わるほど会社はかんたんにできていません。社外の人に自分の会社について説明できないのは、理解が浅く、本質がわかってない証拠です。 社内で仕事ができる人は、おそらく会社について5分以上語れるはず。役職や勤務年数は関係ありません。
対処法:ホームページや社内報を読み込む
自分の会社について5分以上語れない場合の対処法は、会社が社会に及ぼす影響や社会的価値を考えること。ホームページを見るのがオススメです。企業のコーポレートサイトは、社外のあらゆる人に閲覧されることを想定してしますよね。 また、社内報に目を通すのもアリです。経営陣が、本来目指すべき姿・今後のビジョンについて挨拶をしている可能性が高いからです。企業理念や経営方針などを忘れてしまった時だけでなく、定期的に読み直してください。 そして社内での仕事が会社の動きにどうつながるのかを、自分の頭で考えてみましょう。取り扱っている商品や展開しているサービスは何のために存在するかを認識してください。
プレゼンの練習も効果的
人まで話すことが苦手な人は、緊張を解いていく必要があります。オススメの方法として、プレゼンの練習をしてみることです。大勢の人前で流暢に語ってみせる人も、最初からできていたわけではありません。 見えないところで隠れて練習をしていたのです。プレゼンも最初は自宅で原稿を読んで発声練習をしてみて、ストップウォッチで時間を測るとよいでしょう。全体のペースを掴んでいけば、それがいつの間にか自信につながりますよ。
特徴⑬:セミナー・講演会に参加しても何も身につかない
仕事ができないと悩んで、セミナーや講演会にやたら参加していませんか?セミナー・講演会はいわば成功者のサクセスストーリーを面白おかしく聞かされているようなもの。参加自体が目的になっていて、そこでただ時間を費やすだけというのは20代の若手によくあるミスです。それでは時間を参加費(お金)だけが失われます。
対処法:「わかる」と「できる」の錯覚を理解する
講演後に自分は変わったと思いがちですが、根本的な解決はしていないのが大半。大事なのは「わかる」から「できる」になるまでの過程です。どうしたら「できる」に変わるかを考えてください。 よく言われるのは、何かを学んだら一つでいいからすぐに実践に移すということ。実際に学んだ事をアウトプットしようとしたとき、初めて自分に足りないモノを発見できます。聞いただけで終わりにしないようにしてください。
特徴⑭:無意識にDワードが出てしまう
仕事ができない人の共通した口ぐせにDワードが挙げられます。Dワードとは「でも」、「だけど」、「だって」、「どうせ」など、頭文字がDから始まるネガティブワードです。どの言葉も相手を否定する言葉につながります。会話でこのDワードが使われると相手との関係性の悪化が懸念されますが、気づかず使っている人は実に多いのです。
対処法:プライベートでも肯定的な言葉を使うように心がける
言葉遣いは意識しないと変えられません。特に、口癖になっているような言葉は、ふとした瞬間に無意識に出てしまいます。まずは、プライベートのリラックスした場での話し方に気をつけてみましょう。ビジネスシーンでは緊張で頭が真っ白になってしまう人でも、プライベートでは自分の発する言葉に最新の注意を払えるはずです。 肯定的な言葉に変換するのがコツ。「はい」や「なるほど」など相手の意見を肯定的に受け止める言葉に言い直してください。慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、今の「仕事できない自分」に別れを告げるために、諦めずにDワードが出なくなるまで続けてください。
特徴⑮:スキルはそのうち身に付くと考えている
伸び悩んでいる感じる人は、仕事のマンネリ化や職場環境への“良くない慣れ”が影響しているかもしれません。「スキルはいつかつくだろう」という考えは、キャリアの差に表れてしまいます。自主的に仕事を探して意欲的に学ばない限り、スキルアップは望めません。 とはいえ、スキルは一日二日では身につきません。月曜日にいつもより30分早く出社して本を読む、なんていうのもありですが、なかなか自分をコントロールできない人はどうすればいいのでしょうか?
対処法:仕事が上手くいっている同期や同級生に自学のコツを聞く
自分自身のことを「仕事できない人間」と感じているなら、「仕事できる人間」にアドバイスを貰うのが一番。20代後半以降になると、同い年でもキャリアに大きな差が出始めますよね。それは、「いつかできるようになればいいな」と考えている人と、「自分でどんどん吸収いしていこう」と考えている人の差です。 同期や同級生で仕事が上手くいっている人がいれば、どのように自学に励んでいるのかコツを聞いてみましょう。それを真似していく事が、仕事がデキるようになるためのポイントです。
特徴⑯:キャリアビジョンが漠然としている
5年後の働き方・10年後の働き方を、漠然とではなく具体的に語れますか?周囲から「仕事できない」と烙印を押される人は、例外なくキャリアビジョンがないに等しいです。 仕事軸がないと、ただ何となく毎日会社に行き、ただ何となく仕事をしている間に数年もの時間が過ぎていきます。モチベーションもあがらず、いつまで経っても業務の質が向上しないので、仕事ができないと思うようになるのです。
対処法:定期的に自分の人生と向き合う
キャリアビジョンを描くコツ
①:30年後、どうなっていたい?
②:その場合、20年後にどうするべきか
③:10年後にどうするべきか
④:5年後にどうするべきか
⑥:1年後にどうするべきか
⑦:今からすべきことは何か
以上の7つに分けて考えるのも1つの方法です。
どうすればキャリアビジョンが見えるのでしょうか。まずは自分がどうなりたいかを考えてください。自分の内面と向き合うことはつらいかもしれません。ただし、目的のない人生を歩むほうがもっとつらいのです。 はじめに目的から考えます。目的から逆算したときに「やるべきこと」、「ありたい姿」が見えてきませんか?
仕事ができないという判断はポジションでも変わる
17の仕事ができない特徴を見てきて、自分に当てはまるものがあったでしょうか?その場合は対策方法を確認し、自分なりに直していけるようにしましょう。問題さえわかってしまえば、後は解決していくだけですからね! しかし、この「仕事ができない」という意味も、年齢やポジションによってその意味が変わってきます。
新卒や第二新卒は出来なくても仕方ない
年齢が若く、まだ社会人としての経験も少ない新卒や第二新卒の場合は、あまり仕事ができなくてもそこまで問題にはなりません。もちろん、同じ失敗を繰り返していれば次第に信用を失っていくので、意識して改善していく必要がありますよ。 むしろ、最初は何もわからないのだから失敗しても当たり前!そこで落ち込まずに、踏ん張って立ち直っていくことが、仕事ができる立派な社会人になるための道ですよ。
転職者は仕事ができて当たり前という風潮
これが20代後半や30代以上の転職者となると、意味合いが大きく違ってきます。転職は基本的に即戦力として入るため、配属先で仕事が思うようにできなければ、批判されてしまうかもしれません。 未経験の分野では知らないことがあるのは仕方なく、時間を掛けながら仕事中の問題を解決していきましょう。キャリアアップなど同じ業界内での転職をした場合は、かなり自分を高めていかないといけませんね!
改善しなければ自分の問題を疑おう
仕事ができない原因を真剣に考え、自分で向き合っていったとしても、それが改善しないこともあります。そんな時はついついつらくなってしまうもの。でも、深く考え込みすぎてもいけませんよ。なぜなら、体調を崩してしまう恐れもあるからです。
ウッ…ただいまつ…今日ドッと色々決定して(家とか)もう…疲れたよ…しかも仕事入っちゃってもう…ごめんお誕生日何もできないや…ごめん…
— 山本落:5/29大阪 D14a (@yamDOOOWN) 2016年5月23日
つらすぎてうつ病にならないように注意
仕事ができないという原因で悩み続けていると、次第に体に変調をきたしてしまいます。それまでは出来ていた簡単な仕事でミスを連発したり、簡単な計算ができなくなったりするようになると、それは赤信号です。 もしかしたら、うつ病になっているかもしれません。仕事のストレスを強く感じすぎると脳内のセロトニンという物質が不足し、それまで正常にできていた判断ができなくなってしまうのです。 うつ病の症状がひどくなると落ち込む日が続き、仕事もできなくなってしまうので要注意。上記で説明したような不調を感じたら、すぐに診療内科を受診してみましょう。
ありのままの自分を受け入れよう
仕事ができないのは誰にだって辛いもの。それで悩み抜いた結果、体調を崩してしまっては意味がありません。そんなときは、ありのままの自分を受け入れることも大事です。仕事ができないのは、自分にあっていない仕事だからかもしれません。そのときは転職も視野に入れて幅広く考えることが大事です。 実際にある会社では失敗ばかりで上司から罵声を浴びせられていたような人が、転職して趣味を活かせる仕事に就いたところ、チームをまとめあげるほどの活躍をしたという例もあります。本人の努力も勿論必要ですが、仕事や職場の人との相性など、自分の努力だけではどうしようもないことが原因という場合もあるのです。
自分に合った仕事を探すならマイナビエージェント
これ以上今の会社で働けない、新しい環境で心機一転やり直したいと考えた時にぜひオススメしたいのが「マイナビエージェント」。業界最大手のリクルートエージェントやDODA程の規模はありませんが、その分エージェントの丁寧な対応には定評があります。エージェント1人が担当する人数が決まっているため、常にじっくり時間をかけたアドバイスを受ける事ができるのです。1人1人に合った会社を探すなら、マイナビエージェントに任せておけば間違いないでしょう。
「仕事ができない」悩みを解決するのは一つ一つの積み重ね
仕事が「できない」から「できる」に変えるのは簡単ではありません。自ら変わる意識を持たない限り、いつまでも現状は打破できないでしょう。「同じことの繰り返しで違う結果を求めるのは愚か」という言葉があります。もしかしたら「仕事ができないと悩んでいる人」の共通点として、「行動力がない」のかもしれません。 しかし、逆にいえば「仕事できない」という悩みを持ったという事は、向上心や意欲が消えていないという証拠。対処法を見て満足するのではなく、行動に移してください。仕事ができない悩みは自ずと解決するでしょう。